トラウマと戦う頑固な男の子と、好きになってもらうために必死に頑張る男の子の青春ストーリー
兎の森 1巻
苑生先生のお名前が読めなかったので、調べました!
えんじょう先生と読むそうです。
小学生から高校生までが描かれている1巻。
好きだと気付くまで、気付いてから想いを告げるまでの志井。
母からのトラウマで、性に関することを拒絶する環。
複雑に絡みあう紐のようなものを、少しずつ解いていくような感覚です。
小学生の頃した、環とのキスはなんだか変だった。
キスは大好きな子とする。
お母さんの好きはそれとは違う。
環が家に泊まりによく来る。
本当は一緒にお風呂に入りたい。
でも・・・
ちんちんが大きくなるから、なんか入りたくない。
中学生で、部活の友達と家でたこ焼きパーティーをした。
中身に合わせていろんな調味料を用意する。
その中に練乳があった。
なかなか出ない練乳を覗き込む環の顔に、中身がかかる。
白い液体がかかったその顔、舐めとる仕草に志井は自分の気持ちに気付いてしまう。
環に触りたい・・・
ぐちゃぐちゃにしたい。
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目次
兎の森 1巻 登場人物
弓永環(ゆみなが たまき)
母親と2人暮らし
- サラサラヘア
- 幼い頃から志井と一緒に過ごしてきた
- 母は夜の仕事をしていた
- 母によるトラウマがある
- でも母が好き
- 女の子が苦手
- 短距離が早い
志井洵太(しい しゅんた)
- 環の幼なじみ
- 規則があると破りたくなるタイプ
- 環が好きだと気付いたのは小5
- 精通は環の隣でのオ◯ニー
- 環に憧れて陸上を始める
兎の森 1巻 ネタバレ
環と志井は、母親とキスするかどうかを話していた。
環はよく母親とキスしていた。
志井はほとんどしなかった。
大好きな子にキスはする。
母親は好きだけど、そういう「好き」じゃないという志井。
環が志井を好きでも、キスもハグもしない。
そういう好きが母親の好きと同じだ。
そう言い終わる前に、環にキスされる。
変だと思った小1。
数年経ち、志井は5年生になった。
未だに環と一緒に過ごしていた。
下校途中で別れ際、借りてた本があるから持って家に持っていくという環。
志井は家に帰って環を待つが、あまりに遅いので環の家のまえに行く。
すると、家のドアの前で漫画を握り締めて泣く環がいた・・・
なんとなく環を家に帰したくなくて、自宅に誘い環を泊まらせる。
それをきっかけに環がよく泊まりに来るようになった。
母親から、環と一緒にお風呂に入るように言われる志井だったが一緒には入れなかった。
本当は一緒に入りたい。
でも、ちんちんが大きくなるからなんか入りづらい。
一緒のベッドで寝ても、環の寝顔から目が離せない。
キスしたい。
ハグしたい。
・・・ちんちんが大きくなってる・・・
志井の精通は、環の隣でオ○ニーした時だった。
中学生になって、環を追いかけて陸上部に入る。
あの夜から、キスやハグは自分の中でいけないこととして志井は考えることにした。
しかし、会うたびに大きくなる環の身長、男らしくなっていく体から目が離せない。
環と一緒に下校した時、伝え忘れたことがあり環を追って玄関まで行くと・・・
ドアが開いた瞬間に聞こえた喘ぎ声。
志井は何も言えなかった。
1年後、部活の仲間たちと志井の家でたこ焼きパーティをしていた。
中身はいろいろ。
そのための調味料もたくさん用意されていた。
その中に練乳があった。
環は練乳を手に取り、出そうとするが出てこない。
中を覗くようにしながらチューブを握ると、環の顔に練乳がかかる。
白い液体がかかった環の顔。
それを舐めとる仕草・・・
環に触りたい・・・
そのあとは、環にぶっかけたい・・・
この日、志井は自分の気持ちと環への欲望を自覚した。
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兎の森 1巻 見どころ
志井が可愛い
志井は環が好きだと言うことを薄ら自覚した中で、認めていませんでした。
しかしこのたこ焼きパーティ練乳事件で、自分の想いを認め欲望を自覚します。
それまでの葛藤も複雑な気持ちだし、好きだと自覚してから環にプッシュを始めます。(高校生になってから)
言葉だけではなく、表情やコマで心情をとても丁寧に表現されています。
環の複雑な生い立ち
環は女の子に対して苦手意識を持っていますが、性や性欲に対する嫌悪感が強いです。
これは環が母親から受けるトラウマから来る物です。
環の母親は、子供の前で平気でセックスする人でした。
連れてくる男もクズばかりで、環への生活面のフォローも足りない部分が多々あります。
その辺は志井の家に泊まりに行くことで、いろんなことを覚えたりします。
この性に関する嫌悪感、罪悪感が物語の進行を左右します。
兎の森 1巻 感想
小学生から始まる、長い子供の頃からの話です。
しかし、この全てのシーンが環の生い立ちや志井の心の変化に必要なシーンで、伏線となっています。
どうして環が恋愛できないのか。
セックスしなくてもいいと思っているのか。
環を好きと気づいた志井のとる行動一つ一つがとても可愛く思えますw
志井は基本無表情なのですが、環とお試しで付き合えて表情が緩むところなんて可愛いなぁと思ってしまいます。
エッチなシーンなどはないのですが、心の動きがとても繊細であっという間にその世界観に引き込まれていきます。
また、高校生の志井がかっこいいんですよ!
もう高校生になったときは、環への想いを一途に持ち隙あらばなんとかしよう(付き合おう)とするのですが、その頑張る姿も可愛く愛おしいです。
しかし、環は自分が女の子と結婚するのが当たり前。
でも女の子はなぜか苦手で、いつかはきっと克服できるはずと思い込んでいます。
これが頑ななんですよ〜・・・
書き下ろしの志井も可愛いですw
これぞ思春期って感じですね!
この続きがとても楽しみです。
2人はきちんと付き合えてラブラブに慣れるのでしょうか♡
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