エリートαとヤンキーΩのタイマンから始まる恋
めぐみとつぐみ
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オメガバースでコメディチックな作品は読んだことがなかったので、とても新鮮で引き込まれました！
しかもドラマCDがあるとか、神じゃないですか？！
キャストも結構豪華ですし、コミックに沿ってCD化されているようで気になります〜♡
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仲間がやられたとケンカを申し込んだめぐみの元にやって来たのは、ヨシキリ高校のつぐみ。
目つきが悪く、マスク姿のつぐみは鉄パイプを持って現れた！
しかし、今にもケンカが始まりそうなところに漂う甘いフェロモンの匂い・・・
「ヒートなのは俺だぜ」
ハアハアムラムラしてケンカどころじゃない！！
αだらけの仲間から、つぐみをかついで引き離すが全然話が通じない。
抑制剤でヒートを抑えて欲しいめぐみと、ヒートは気合でなんとかなると思っているつぐみ。
めぐみから即効性の抑制剤入りポーチを受け取り、家に帰るつぐみだが・・・
そのポーチから漂うαの匂いに興奮が止まらない！
匂いを嗅ぎながら、オナニーしてしまうつぐみ♡
ヒート中、めぐみのポーチを握り締めてずっとオナニーしてしまったつぐみ。
ヒートが終わってポーチを返しに来たつぐみだったが、受け取っためぐみはそのポーチからつぐみのフェロモンの匂いがすることに気付く。
その匂いで今度はめぐみが・・・？
ケンカのはずが、オメガバースのおかげで変な方向に歯車が回りだす！
他の学校の奴らにめぐみとつぐみが閉じ込められた。
そして訪れるつぐみのヒート！！
二人はどうなってしまうのか？！
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目次
めぐみとつぐみ 登場人物
九重恵（ここのえ めぐみ）
- 九重学園の学生
- 理事長の息子
- ケンカが強い
- 喫煙者
- α
- αとΩの本能より、お互いに気持ちのあるセックスを望んでいる
- 父親もαで、父親のことを毛嫌いしている
- 母親はΩ
山田つぐみ（やまだ つぐみ）
- 男同士のαとΩの間の子
- ヨシキリ高校の学生
- 目つきが悪い
- マスクをいつもしている（家にいても）
- 鉄パイプを持ってケンカに行く
- Ω
- ヒートは気合でなんとかなると思っている
- Ωは子供を産むための道具と思ってるαのことが大嫌い
- ケンカは強い
- 妹（β）がいる
めぐみとつぐみ あらすじとネタバレ
あるヤンキーの二人が中学生の女の子を今にも襲おうとしていた。
その女の子はΩで、初めてのヒートを迎えていた。
そこに現れた一人のヤンキー。
目つき悪く、マスクをして鉄パイプ。
山田つぐみだ。
Ωの子を襲おうとしていたヤンキー二人はボコボコにされ、次の日に同じ学校のメンツにつぐみの話をしていた。
その学校は九重学園。
この学園は優秀なαのみを集めた、国内有数の進学校。
その学園の理事長の息子・九重恵もヤンキーグループの一人だった。
仲間がやられたとあって、つぐみに仕返ししに行こうとなる九重学園のグループ。
知り合いを通じて、つぐみを廃倉庫に呼び出した。
先に廃倉庫にいためぐみたちのグループは4人。
みんなαである。
そこへ一人でやって来たつぐみ。
なんで呼び出したかを話そうとした時だった。
甘いフェロモンの匂いが漂う。
めぐみの仲間たち含め、どこかにヒート中のΩが隠れているんじゃないかと見渡していると・・・
「ヒートなのは俺だぜ」
堂々と答えるつぐみに戸惑うめぐみ。
俺らはαばっかなのわかってるのか？とつぐみに聞くが、潰し甲斐があるぜと睨み付けるつぐみ。
ヒート中とはいえ、抑制剤を使っているにしてはフェロモンの匂いが強い。
「俺はいつも、ヒートは気合でなんとかしてんだ」
つぐみは、めぐみの後ろにいる二人にどこかで見たことあると言うと、昨日ヒート中の女子中学生を襲おうとしたやつだと気付いた。
それを聞いためぐみは、その二人を言い争いになるがつぐみのフェロモンでムラムラそわそわして話にならない。
そこにつぐみが鉄パイプで殴りかかってくる！
つぐみをタックルし、担ぎ上げて廃倉庫から連れ出すめぐみ。
αがいる中で、ヒート中のフェロモンを撒き散らすつぐみを仲間から引き離すためだ。
めぐみは誰もいない細い路地で、なんで抑制剤を使わないんだと怒る。
気合でなんとかなるんだから、薬は必要ないと言い張るつぐみ。
どれだけ話しても、話が噛み合わない。
めぐみは本能だけでΩを犯すαは許せないと思っていた。
抑制剤を使わないということは、そういう事故を招きかねない。
めぐみは自分が持っていた即効性の抑制剤を、ポーチごとつぐみに渡した。
それをやるから家に帰って、ヒートが終わるまで家から出るな。
ヒートが終わって対等な状態でタイマンをしようとつぐみを納得させて、その場を収める。
つぐみはそのポーチを受け取り、家に持ち帰った。
部屋に入るとすぐに、そのポーチを取り出し匂いをかぐ。
αの匂い・・・
本能と闘いながら、自分の指でオナニーをしていく。
αに種付けされたい、されたくない。
そんなことを頭で考えながらも手は止まらない。
そのままめぐみの顔を思い出しながらイってしまうつぐみだった。
ヒートは数日続き、その間めぐみにもらったポーチを握り締めて匂いを嗅ぎながらおナニーをし続けるしかなかった。
ヒートが来て、初めてずっとシテることになる。
いつもは筋トレしたりすれば気が紛れたのに、めぐみが頭から離れない。
つぐみが初めてヒートになったのは中三だった。
往来でヒートになってしまい、運悪く柄の悪いαに『Ωはαに孕ませられるためにいる』なんて言われてから、ずっとαが嫌いだった。
めぐみはそんな奴らと違い、つぐみの両親のように口うるさくヒートのことについて言ってきた。
それを思い出し、イラついてめぐみを倒そうと決意する。
一方めぐみは、もうつぐみと関わりたくないと思っていた。
しかし放課後、いつものようにマスクに鉄パイプでめぐみの前に現れたつぐみ。
どうしてもタイマンしたいというつぐみのリクエストに応えて、河川敷で対決することになる。
タイマン前に、めぐみに抑制剤のポーチを返すつぐみ。
俺にはそんなもんいらねーんだというつぐみだったが、そのポーチからはつぐみのフェロモンの匂いが染み付いていた。
ちょっとムラッとしてしまった自分にめぐみはイラっとし、
「オカズにでもしたんじゃねーんだろーな。
そういう意味で使えって言ったんじゃねーぞ」
その言葉に動揺したつぐみは、言葉が出なくなってしまう。
代わりに持っていた鉄パイプでめぐみに襲いかかる！
揉み合いになり、そのまま倒れ込んでしまった二人は勢いで事故キスをしてしまう。
つぐみはめぐみをクソαと罵る。
Ωを見下していると・・・
「俺はΩを見下したことなんかない」
めぐみは自分のポリシーをつぐみに語り出す。
つぐみの周りのαは、Ωのことを見下すような発言ばかりする者が多くめぐみのようなタイプはいなかった。
そのせいで頭から離れないとめぐみに訴える。
めぐみを攻撃して動けなくさせ、そのままつぐみはいなくなった。
つぐみが持ってきたポーチを持って帰っためぐみは、もう一度匂いを嗅いでみる。
・・・やはりつぐみの匂いがする。
ポーチをオカズに使ったであろう反応から、その姿を想像しムラムラするめぐみ。
マスクの下の素顔も想像しながらオナニーして、つぐみでイってしまうのであった。
その後も何度もつぐみは九重学園に、めぐみとケンカするために訪れる。
しかしめぐみは、複雑な思いからつぐみを遠ざけるようになる。
その反応で、ますますつぐみの敵対心を燃やしてしまい毎日のように待ち伏せするのだ。
めぐみとつぐみが一緒にいる時に、別のヤンキーがつぐみにケンカを売りに来た。
そいつらから逃げるように体育倉庫に二人で隠れる。
そこに部活が終わった生徒が用具を片付け、鍵をかけてしまうのだった！
めぐみとつぐみは体育倉庫に閉じ込められてしまった！
そんな時にあの匂い・・・
つぐみはヒートになってしまう！！
めぐみは耐え切れるのか！！？
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めぐみとつぐみ 見どころ
つぐみのキャラクターがとってもいい！
山田つぐみはヤンキーで、見た目も眉毛もないし目つき悪いしマスクだしと色気のかけらもないんです。
しかし、ヒート中の表情とか照れてる顔とか可愛く見えてきちゃうんですよね〜♡
またつぐみの両親も可愛い二人で、見た目はゴリゴリなのとイケメンなのでビビるのですが性格が二人とも愛しい・・・
明らかにめぐみのことが好きなのに、それに気付けず葛藤するつぐみがとっても可愛くてキュンキュンしますよ〜♡
めぐみの思いはなかなかつぐみに伝わらないコメディさ
めぐみは序盤でつぐみのことが好きだと気付きます。
しかし、つぐみは好きだということがなかなか実感できません。
そして直接言葉でなかなか伝えられないめぐみ。
二人はすれ違ってしまいます。
付き合っていると思っているめぐみと、ヒートの時だけ借りを作ってると思っているつぐみ。
この二人が徐々に歩み寄ってくのが面白く、きちんとお付き合いするのはいつになるのでしょうか？w
めぐみとつぐみ 感想
オメガバースの作品はよく読むのですが、オメガバースをコメディにしているマンガに初めて出会いました！
全てがコメディなわけではないのですが、めぐみとつぐみの話の噛み合わなさがまた面白いんです！！
効果音もいいタイミングで使われていて、クスッと笑ってしまうんです。
ムラムラそわそわが一番好きですw
だんだんつぐみがとっても可愛く見えてくる不思議。
眉毛もないし、目つき悪いし、マスクで口元隠れてるし、ヤンキーにしか見えないのですが、読めば読むほど愛おしくなっていきます。
好きという感情に疎いつぐみが、2巻では自分の気持ちに気付くのですがそのシーンがまた可愛くて好き♡
2巻にはつぐみパパとママの出会いの話も載っていて、このお話もとっても好きです♡
最初から春告（パパ）のベタ惚れなのですが、ほっこり可愛いお話で黒じ（漢字が出てきませんでした）が可愛い。
S井ミツル先生は、目つき悪いキャラを可愛く描く天才なんじゃないかと思うほどです！
めぐみがタバコ吸ってたり、喧嘩したり進学校でもヤンキーっぽいことをしているのですが、芯がしっかりしてすごく魅力的なキャラなんです。
αとΩという性に争い、本能だけでなくきちんと気持ちとして繋がりたい。
その思いが幾度となく作品に散りばめられています。
つぐみの誘惑に何度も負けてしまうのですが、つぐみをとても大切にしているところがキュンキュンします！
ちょっとずつめぐみを受け入れてるつぐみがめちゃくちゃ可愛いし、3巻ではめぐみにライバル登場っぽいし、めぐみのお父さんとの確執もあるしでまだまだ見どころがたくさんありそうです！
今後も楽しみな作品の一つです♡
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